野球がもっとうまくなりたい。自分の子供にもっと選手として成長してほしい。

あと一歩、他の選手との差をつけるためには、やはり他人よりも努力は欠かせません。でも闇雲の練習を繰り返すことはケガや選手生命に関わってきます。そんなときのどういった練習をすればいいのか、あなたに合う練習、上達プロセスをご紹介。

今中慎二 スローカーブの投げ方

名選手理論集

今中慎二 スローカーブの投げ方

今中慎二投手は、1993年から4年連続で開幕投手をつとめるなど中日ドラゴンズのエースとして活躍し、沢村賞、最優秀投手、ベストナイン、ゴールデングラブ賞などを受賞した、1990年代の日本を代表する左腕でした。今中慎二投手と言えば、代名詞とも言えるスローカーブが得意球でしたよね。あの大きなゆるいカーブは、テレビの画面をはみ出るのではないかというくらいの落差で、さまざまな強打者を三振にきっていきました。その今中慎二のスローカーブを学んで自分のものにしてみませんか?

今中慎二のスローカーブ誕生秘話

今中慎二

今中慎二のスローカーブの誕生は、意外なものでした。今中慎二投手はピッチャーライナーの球を取ろうとして左手を骨折しました。そのリハビリの間、なかなか握力が戻らず、しかも軽くキャッチボールをしても手首が痛む状態でした。なので、リハビリとして痛みのないカーブで遠投をしていました。すると、そのカーブが思いのほかコントロールがつき、大きなスローカーブが投げられるようになったのです。これが今中慎二の決め球といえるスローカーブを習得したキッカケと言われています。あまりにも落差のあるカーブだったため星野監督が試合がない日に審判を呼んで、このスローカーブは大きな落差があるが、ストライクゾーンに入っているからストライクだと言ったという逸話があります。また、復帰直後の阪神戦で和田豊に対してスローカーブを投げて、和田豊選手から見逃し三振を奪った事で、このスローカーブでいけると思ったそうです。

今中慎二のスローカーブの凄さ

今中慎二のスローカーブは、145kmの切れの良いストレートと100km/hのスローカーブ、それ以上に遅いスローカーブ、またフォークボールを混ぜた投球で打者を翻弄しました。今中慎二選手の凄い所は、これらの変化球を全く同じフォームで投げ分けていた所です。全くフォームの違いがなく投げてくるので、捕手の中村武志がリリース直前までサイン間違いではないかと不安になるほどだったそうです。
メージャーで活躍した松井秀喜選手は今中慎二投手を大の苦手にしていました。またあのイチロー選手も初めてオールスターで対戦した時、初球のスローカーブに、自分に当たると思い、思わずしゃがんでしまい、そのままスローカーブがストライクゾーンに入ったほどでした。一流のプロが、とまどうほど今中慎二のスローカーブは、落差があり、非常に大きなカーブだった事がわかります。

今中慎二流スローカーブの投げ方

今中慎二選手のカーブは、ストレートを投げるつもりでカーブを投げる感覚で投げます。
今中慎二のスローカーブの握りは、人差し指と中指をボールの中心からずらして縫い目に掛け、親指は支える程度に添えるだけ。親指には全く力を入れず、すっぽ抜けるようなイメージ。手を叩かれたら落ちるくらいのゆるく、不安定な状態で握ります。
この状態からストレートを投げるように、手首は全くひねらず、人差し指と親指の間からすっぽ抜けるような感覚で、顔の前でリリースします。イメージとしては、ベースの上に落とすようなイメージです。軌道は放物線でキャッチャーミットに届くように投げます。
練習方法としては、やはり今中慎二投手が身につけたように、遠投腕を振る感覚を身につけながら、カーブを投げるのが良いでしょう。

今中慎二 スローカーブの投げ方

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