野球がもっとうまくなりたい。自分の子供にもっと選手として成長してほしい。

あと一歩、他の選手との差をつけるためには、やはり他人よりも努力は欠かせません。でも闇雲の練習を繰り返すことはケガや選手生命に関わってきます。そんなときのどういった練習をすればいいのか、あなたに合う練習、上達プロセスをご紹介。

岩瀬仁紀 スライダーの投げ方

岩瀬仁紀 スライダーの投げ方

岩瀬仁紀選手は、愛知県出身の181cm85kgで、シーズン46セーブの日本記録(阪神、藤川球児投手とタイ記録)や、NPBの通算セーブ数記録保持者などの記録を保持する日本球界史上屈指のリリーフ投手と言えるでしょう。入団以来14年連続50試合以上登板しており、入団以来目立ったケガもなくここまで来ているため、鉄人の名にふさわしいタフさと言えるでしょう。投手の分業制が確立されて以来、現代野球の名投手と言ってもいいでしょう。

岩瀬仁紀のスライダー誕生秘話

岩瀬仁紀

森昌彦というアトランタ五輪にも出場した社会人球界を代表する好投手から教わったと言われています。元々スライダーを投げていた岩瀬でしたが森にスライダーを習ってから、さらに磨きがかかったと言われています。
岩瀬仁紀投手は、テイクバックが独特で、腕が頭の後ろにきて、そこからサイド気味に出てきます。これはスライダーに適した投げ方と言えます。
その岩瀬に森は、ちょっと縫い目をズラして投げてみろと言ったそうです。なるべく前でボールを放さなければならないので、軸足でしっかり立ち、体重移動をしっかりと行い、そこでグラブを絞って肩が開かないようにしました。そうする事で自ずと腕も振れたそうです。そうやって岩瀬のスライダーは生まれました。

岩瀬仁紀のスライダーの凄さ

岩瀬仁紀のスライダーは、「死神の鎌」と形容されるほどのスライダーで、スライダーを投げたらもう打てないとまで言われました。
岩瀬のスライダーはいわゆる横にすべるスライダーで、真っスラ気味のスライダーでした。岩瀬のスライダーは、まさに横にすべるスライダーの代表格で、落ちる事なく、するっと横に曲がっていました。
岩瀬を大の苦手にしていた、元ヤクルトの古田敦也は、全くこのスライダーを打てませんでした。彼のスライダーは全盛期には2回曲がったと言われるほどキレのあるボールでした。
岩瀬のスライダーの特徴は、途中まで真っすぐに見えること。まっすぐに見えるので、投げてから反応していると、もう間に合いません。スライダーだと思って最後までスライダーのつもりで振らないと当たらないという事です。なので、バッターもいちかばちかの選択が要求されます。
しかもそのスライダーは、打者の手元で食い込んでくるので、バットに当たってもヒットにならず、ほとんどが詰まった内野ゴロになってしまいます。バックドアとしてスライダーも使ったり、さまざまな使われ方をしたと言います。コントロールもいいので、スライダー一つの球種で何種類もの変化球に見えたと言います。
狙っても打てない球、それが岩瀬投手のスライダーだったと言います。

岩瀬仁紀のスライダーの投げ方

通常のスライダーの握り方とほとんど同じです。中指をボールの縫い目にそえ、人差し指はその後ろ辺りにそえ、親指も縫い目にふれています。
岩瀬投手いわく、スライダーは曲げようと意識してしまうと腕の振りが悪くなってしまうので、スライダーの握りをして、思いっきり強く腕を振ることが重要だと言います。スライダーの握りをすれば必ず曲がるので曲がる事を意識せず、ストレートと同じ感覚でなげることが重要です。
スライダーは、手首と体を使って投げるボールです。岩瀬投手の場合、体も逆側にひねるため、よりスライダーのキレが増します。体ごとひねる事で、手首でひねる以上にボールが曲がるという訳です。つまり岩瀬投手のスライダーは、手先でなんとかなるものではなく、フォーム自体がスライダーを投げるフォームだと言えるでしょう。岩瀬投手のようにサイドに近い、スリークォーター系で投げている人は、体全体でこの真横のスライダーを投げてみては、いかがでしょうか。

岩瀬仁紀 スライダーの投げ方

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